心で感じる癒しのブログ

自分が経験した鬱病との戦い、心の癒しで克服楽しい未来のために書きました

心で感じる癒し(病気が生き方に対する心(魂)の拠り所を教えてくれた)

今日は、若いころ企業して、今現在までの、感情の変化を書いてみます。

23歳で起業をして、30歳まではバブルもありましたし、周りの人にも助けられて、順風満帆の人生でした。その時の感情は、何をやってもうまくいく、このままなら、億万長者にでもなれるんではないかという。ばかげた気持ちで、イケイケで、なりふり構わず仕事をしていました。

その時の私の性格は、いつも感情をむき出しにして、喜怒哀楽の起伏が激しく、周りの人は誰も僕の意見に否定をしなかった、いや出来なかったんだと思います。まさしくワンマンな会社です。

子供のころから、何をしても怒られなかった私は、そのまま大人になり、子供を育てる年になっても、私のすることに否定をされることはないんだと、信じ込んで生きてきました。

それから暫くして、バブルが弾け、会社はみるみる、負のスパイラルにはまり、借金が膨らんでいったんです。そんなときも自分しかいない、自分で会社を立て直すんだと、独りよがりな、自分勝手な感情で、仕事を進めていました、俺が俺がの状態です。

今でも、こんな人は、たくさんいると思います。しかし、自分のキャパシティーを超えると、知らないうちに、身体がブレーキをかけるんです。私はそれが、精神疾患でした、38歳の時でした。

それは、いきなりやってきたんです。運転中に周りがグルグル回って、頭がぼーっとして、運転が出来なくなり、急いで車を停めて、携帯で119番しました、今も鮮明に覚えています。もう少し遅ければ大事故だったと思います。

目が覚めたら、病室のベットの上でした。何が何だかこの時は理解できず、自分が自分でないような感じだったことだけは、覚えています。

しかし、ここから、54歳までなんと16年苦しみました。

全て、ここまでの、自分自身の感情と環境が私自身をここまで追い詰めて、この病との戦いをつくったのです。

精神疾患は、心(魂)の病気です。仕事や家庭環境を自分自身でどうコントロールしていくか、そしてどんな状態の時でも、自分の感情を起伏の少ない状態に落ち着かせる事ができるかにかかっていると私はこの病気を経験して思います。

現に今、完治して、一番感じることは、頭で物事を即座に判断しない、今、目の前に起きていることは、何かこの先自分のためになることなんだと気持ちを落ち着かせることが(これは良いことも悪いことも)、この病気を起こさない、いやこの病気を避ける方法の一つだと私は思います。

感情の起伏は、時には必要な時もあります、しかし、それに流されていると、非常に生きにくい世の中になってしまうような気がします、人間は、一番最愛の人と喜び、悲しめば、後は普通で十分じゃないでしょうか。私は、その起伏の激しさから、病気になりました。

この病は現代病だともいわれています、ですからなおさら、自分の個々の気持ちを、そのたびごとに上下させるのではなく、落ち着かせてみてください。きっと良い方向に行くと思います。

皆様の健康をお祈りして、ここで今日は終わります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。