心で感じる癒しのブログ

自分が経験した鬱病との戦い、心の癒しで克服楽しい未来のために書きました

心に感じる癒し(今はやりのパニック障害《不安神経症》との付き合い方)

私は前回のブログで書きましたが、30歳から38歳まで鬱病を患っていました。それと同じくしてパニック障害にも悩んでいました。この病気は今でこそよく知られている病気ですが、私がかかったときは、まだ、原因も治療方法もあやふやで、贅沢病とまで言われていました。状態は、元気なのに、いざ仕事をしようとすると自分一人では出来ない動けなくなる大変苦しい、他人に理解してもらえない病でした。

今でこそ、良い薬が出来て、それを服用すればとりあえず仕事はできるそうですが、何時また再発するかわからない、中々完治させることの難しい病気です。私は、この病は現代社会が産んだ集大成だと思っています。それはなぜか、誰もが何時でもこの状態になる恐れがあり、特に責任感の強い人がなりやすいみたいで、必要以上に頑張ってしまうと、自分の心の糸が自然に切れて動けなくなる、これをストレスノせいに医者はしますが、私は、それだけでなく、自分の性格が作る病気のように思います。よって、自分の性格を直せば完治の道が開けるということです。では、私自身がどうやって克服していったかを、書いていきます。

先ず、状況が今とは違いますのでかなり時間はかかりましたが、うつ状態がかなり良くなって来たときから、パニック障害の薬を徐々に減らしていきました。それは、薬に頼っていたら、治らないと思ったからです。次に、日記をスタートさせました、これは

自分の体の状態がどのように変化していくかを確認したかったからです。更に書く内容は、なるべく今日はこんなことができたと、自分に叱咤激励するような内容のことを書いていきました、しかもあせらずゆっくりです。次に、そうやって自分の状態を自分で確認していくとここまでなら頑張っても大丈夫、でも、これ以上するとなど、その時々の状態で把握することができました。更に、じゃあ明日は、一人で出かけてみようだとか、バスに一区だけ乗ってみようだとか、地下鉄に挑戦してみようだとか、日ごとに、自分に対する勇気が湧いてきました。この状態は暫く続きます、でも決して焦らずに。

自分はここで焦ってしまい、また無理をしたので中々先に行けませんでした。でも、それが自分なんだと、開き直ると回復に向かっていきました。しかし、完全にどこでも一人で行ける状態いわゆる不安が取り除けませんでした。そこで、次が一番肝心なんですが、不安を解消するためには、心の整理が大事に思います、一日の整理、私はここで瞑想を知り、毎日の日常に取り入れました、何も考えずただただ心を落ち着かせる、これは、瞑想だけではないでしょう、座禅や、ヨガなどもいいと思います、これを続けることで、自分を大切にしたい、自分を守りたい、そして自分が大好きになり、周りの環境は自然に生きやすい、暮らしやすい状態に変わっていきました。すると、心が落ち着きどんな時も今起こってることを一旦自分の中で解決して、次にどのような状態を作ればいいかができるようになり、自分をマイナスのイメージに追い込まなくなっていったのです。つまり、自分を守るためには、心を安定させれば常に中立でいられることが分かり喜怒哀楽も激しくならず一歩下がって、現実を見られるようになりました。

すると、自分の中から不安が消えて、パニック障害から解放されたんです。

長い道のりでしたが、この病気を通じて、性格が変わり、職も変わり、今は決して前のような裕福な生活はしていません、でも、今が一番人間らしい生活のように思います。

皆さんも、何でこんな病気になるんだとおもわれるでしょう、でも、現実を直視して今の自分を大好きになり、大切に生きてください。それがこの病気を克服する、カギだと私は思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。